高性能住宅、省エネルギー住宅など高品質な住宅には高い気密性能が欠かせません。
第三者である気密測定有資格者が測定し作成する気密測定の報告書は、高品質な住まいの証明書となり、施主様からの信頼や満足度につながります。
高性能住宅、省エネルギー住宅を謳いながらも実際に気密測定を行っていないことは少なくありません。
家の気密性能を実際の数値として提示することは、競合他社との差別化にもつながります。
気密測定とは、住宅の隙間の大きさを測る検査のこと。機械で室内の空気を外に出すことで生じる室内と外との圧力の差を測って隙間の大きさを出します。
C値(相当隙間面積)とは家全体にある隙間面積(c㎡)を実質床面積(㎡)で割ったもの。この値が小さいほど隙間が小さく、気密性が高いということになります。
C値0.5以下を推奨しています。
ただ気密を測定するだけでなく、中間測定時には隙間を見つけ出し、発砲ウレタンやコーキングで埋めることで気密を上げることができます。
空気の漏れやすい箇所の把握し改善することで住宅品質の向上につながります。
必要な場合にはフォグマシンを用いて小さな隙間を探し出すことも可能です。
中間時と引渡し前の2回の気密測定をお勧めしています。
中間時とは雨仕舞が完了し室内の石膏ボードを張る前の状態。その際に隙間を見つけ出し埋めることで気密性を上げることができます。改善できるタイミングで行うことが大切です。
工事完了後、引渡し前に最終的な気密性能を計測します。一般的に引渡し前のほうが気密性能が高くなります。
気密測定費用
40,000円/回(税別)
※初回のみ登録事務手数料10,000円を別途頂戴いたします。
※フォグテスト、換気システムの風量測定は別途料金頂戴いたします。
準備していただくもの
配置図、平面図1F&2F、立面図、断面図、求積図・図面表(確認申請の気積計算表)、仕上表